クリニックはハラスメントが起きやすいです
クリニックは、ハラスメントのリスクが高い!
世の中には多種多様なハラスメントが存在するが、法律で定義されているのはパワハラ、セクハラ、マタハラの3つです。
ハラスメントは、他業種よりもリスクが高いです。
クリニックという職場には、一般的な企業とは少し違った特徴があります。
今回は、特に注意したい「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」について考えてみます。

〇 パワハラ
パワハラというと、「院長からスタッフへ」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが、実際には院長だけでなく、チーフ的な立場のスタッフによることもあります。
クリニックには逃げ場がないという環境があります。いわば潜水艦のような環境とも言えます。
毎日、同じメンバーで同じ場所にいて、一緒に仕事をする。
人間関係が悪くなったからといって、別の部署に異動することも簡単ではありません。
では、ハラスメントについて苦情を申し立てようと思ったとき、誰に相談するのでしょうか。
相談する相手は、いつもいっしょにいる人です。
この「逃げ場のなさ」は、クリニックにおけるハラスメントを考えるうえで、非常に大きな問題だと思います。

〇 セクハラ
次にセクハラです。
クリニックのスタッフは、圧倒的に女性が多いです。
もちろん、セクハラとは同性間でも成立しますし、女性から男性というケースもあります。
ですが、ほとんどのケースでは、やはり男性から女性に為されています。
一度問題が起きると、その後の対応にかなりの労力がかかります。
「うちではそんなことは起きない」と思っているクリニックほど、いざ起きたときのことを考えておく必要があるのではないでしょうか。

〇 マタハラ
そして、もう一つがマタハラです。
ある程度以上の会社なら、ある部署で欠員が出ても、人事担当者が補ってくれます。
ですが、ほとんどのクリニックが10名未満の人数で回しています。
そのため、産休・育休に入るスタッフの穴埋めは容易ではありません。
誰かが抜ければ、誰かにしわ寄せがきます。
これは、クリニック経営者にとって非常に悩ましい問題です。
産休・育休を取得するスタッフを守ることはもちろん大切です。
一方で、残ったスタッフに負担が集中してしまえば、それが新たな不満につながることもあります。
クリニックは少人数で運営しているからこそ、1人の欠員が現場に与える影響は大きい。
だからこそ、ハラスメントについては「問題が起きてから考える」のではなく、問題が起きる前から考えておく必要があります。

〇ハラスメント対策について
ハラスメント対策について、YouTubeでも解説しています。
クリニックで起こりやすいハラスメントや、その対策についてお話ししていますので、ぜひこちらもご覧ください。
ハラスメント予防のためには、
就業規則などのルールを作っておくこと、それを周知しておくということがとても有効な手段となります。
LEO社会保険労務士オフィスでは、
今の就業規則で大丈夫なのか不安…といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
当事務所では、会社の状況や職場の実態をお伺いしたうえで、就業規則やハラスメント防止規程の作成・見直しをサポートしています。
採用でお悩みの院長先生・事業主の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


