クリニックで活用できる助成金5選

「この機械設備があれば業務効率が向上する」「従業員のためにこんな取り組みをしたい」

…でも、それにはお金がかかる。

そんな時に、心強い味方になってくれるのが助成金です。

助成金とは、事業の発達のため、あるいは従業員のためにやりづらいことをやってくれた事業主様に、主に雇用保険を財源として支給されるお金です。

「こんなクリニック様にはこの助成金がオススメ!クリニックで活用できる助成金5選」をYoutubeにアップしました。

助成金を活用することで、今までのお悩みが解決するかもしれません。ぜひご覧ください。

助成金の留意点

助成金は公的給付ですので、受給にはたくさんの要件があり、要件に適合しているかどうか審査があります。

どの助成金にも共通する留意点です。

助成金の活用を考える前にまずは「やってはならないこと」をご理解いただきたくお願いいたします。

  • 【重要!】書類の改ざん、捏造(=)不正
  • 「助成金で儲けよう」とする思考
  • 資金繰りのアテにする
  • 受給まで待てない
  • 書類の提供を面倒くさがる
  • 非社労士との提携(社労士法違反)

クリニックで活用できる助成金5選

助成金の中でも代表的な5つをご紹介します。あなたのクリニックに合った助成金や聞いたことはあるけれど詳しく知らなかった助成金、この機会に考えてみましょう。

主な要件と助成額を簡単にお伝えします。

1)業務改善助成金

主な要件:①従業員の給与を上げること ②労働能率が上がる機械設備を導入すること

助成額:機械設備の3/4 (上限あり)

2)働き方改革推進支援助成金

主な要件:①残業時間の削減または休暇の充実 ②労働時間の削減に役立つ機械設備を導入すること

助成額:機械設備の3/4 (上限あり)

3)人材開発支援助成金(人材育成支援コース)

主な要件:従業員に職務に関連した専門的な知識や技能を習得させるための教育訓練を実施すること

助成額:①教育訓練費用の45% ②教育訓練を受けた時間の賃金の一部 ※種類によって助成額が異なります。

4)キャリアアップ助成金(正社員化コース)

主な要件:①有期雇用だった従業員を正社員にすること ②正社員化後に賃金を上げること ③賞与または退職金を支給すること

助成額:1人あたり40万円

5)両立支援等助成金

主な要件:育休復帰プランに沿って復帰すること、または仕事と家庭との両立を支援する柔軟な働き方を導入すること。

助成額:定めた制度や施策によって20~60万円

この動画で紹介している以外にも助成金はあります。

助成金には多岐に渡る要件があり、事業所の状況や取り組みによって様々な場合があります。

クリニック様以外にも

この動画ではクリニック様向けに発信しておりますが、他業種の方も「少人数企業様」と読み替えてご覧ください。

大企業の場合は支給対象とならないもの、要件や助成額が異なるものがあります。

LEO社会保険労務士オフィスでは…

LEO社会保険労務士オフィスでは、原則として労務顧問契約をいただいているクリニック様、事業所様からの助成金の相談を承っております。まずはお気軽にご相談から、お問い合わせいただければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です